スポンサーリンク

【面接対策のよくある失敗】10回以上練習せずに本番

2024年卒の就活生のみなさんも、インターンに参加するしている人がいることと思います。面接を受ける機会も増えてくると思いますので、面接対策の大切なポイントを整理してみました。

*2022年8月20日更新。


実力を発揮するには10回以上の練習が必要

キャリアコンサルタントとして15年以上学生の皆さんや転職する社会人の就活を見守って、もっとも残念だと思うことの一つに、「面接の練習不足」があります。

経験的に実感するのは、本番でイイタイコトが十分伝えられるようになるまで、少なくとも10回以上の練習が必要だということです。

受験でもそうですが、最初のテストでは失敗してしまうもの。高校受験や大学受験の場合、毎月のように確認テストや模擬試験を受けることで、徐々に本番での実力が発揮できるようになります。ですが、なぜか就活の場合、受験のときのように十分な準備をする人が少なくなってしまうのです。


優秀な人でも初めての面接はしどろもどろ

テレビ局や外資金融、外資コンサルといった会社に就職した人を数多く見てきましたが、共通して言えるのは、たとえ優秀な人でも、最初の面接では、マナーはできていないし、話す内容はしどろもどろ。模擬面接でさえ、緊張しすぎているし、話はまとまっておらず、ときどき話が抽象的で何のことかわからなかったりします。さらには致命的な失言をすることさえあります。

振り返ると、最終的に在京テレビ局に内定した学生が印象に残っています。その学生は、最初の模擬面接で、自分が何を言っているのか途中で分からなくなり、話が止まってしまいました。ですが、その後10回以上練習を積むと、好感の持てる内容が話せるようになっています。


第一志望の前に他社の面接を受けておくのがベター

練習も大事なのですが、本番を経験することは練習以上に大事です。模擬面接と本当の面接では、緊張感が違います。ですので、第一志望の面接までに、模擬面接と本番を合わせて、10回以上の面接が経験できるような計画を立てるようにしてください。

就職活動ナビや転職サイトに多めに登録し、興味が少しでもあれば、エントリーしておきましょう。その後選考が進むにつれ、緊張感が少しずつ薄らいでいくのを感じることができると思います。それだけでなく、自分が用意した話の中で、どの部分が面接官の興味を引き、どの部分がつまらなそうな顔をされるのか体感できます。本番を重ねるたびに、終了後すぐに、よかったところとダメだったところをノートに書き出し、折を見て振り返るようにすると、面接力がぐんぐんついていきます。


面接対策は、慣れがすべて

緊張しやすいタイプでも大丈夫

大半の人は、半年も面接を受け続けていれば、緊張に慣れるもの。最初は熱いと感じたお湯でも、我慢していれば、じきに慣れるのと同じです。振り返りをきちっとしていれば、面接を受け始めて半年後には、多くの人が1分程度で自分のイイタイコトが伝え切れるようになります。半年後の上達を信じて、1つ1つの練習を積み重ねていくことが大切です。


関連記事

【よくある失敗】 面接「逆質問」編 【インターンシップ,就活】
・ 自己PRの例文と書き方は「博報堂系」の指導が決め手!
【内定がグンと近づく】 就活準備リスト